// 日本語 · 第3回(全7回) · 原稿 2026-10-10 · 本サイトで再編・確認 2026-10-12

日本語ノート 3|時間と節:とき、名詞化、連体修飾節と目的

従属節の「る/た」が比べているのは二つの出来事の前後関係であり、文全体の時制をそのまま写しているわけではありません。このノートでは、時間の表し方、とき/前に/後で、「こと/の」の作用範囲、連体修飾節、そして目的と用途を扱います。

  • 初級コース L1–L21 とその後の授業ノート
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14|時点・期間・頻度・期限

まず、言いたいのが「いつ」「どのくらいの間」「どのくらいの頻度で」なのか、それとも「遅くともいつまでに終えるか」なのかを見極めます。

編集者の解説

7時に は時点、二時間 は時間の長さ、一週間に三回 は頻度です。まで は継続の終点を示し、までに は完了の期限を示します。終点と期限を混同してはいけません。

まで は空間的な終点(東京まで)も表せるため、「まで=ずっと〜し続ける」が当てはまるのは、対応する時間の構造の場合だけです。日付の特殊な読み方は、別途「助数詞と読み方」でまとめて確認できます。

「時点」「時間の長さ」「起点」「頻度の基準」「1回あたりの時間」を分けて考えます。

時間を表す語に「に」を付けるか

通常「に」を付ける:明確な時点 通常は付けない:相対的・周期的な時間
7時に/月曜日に/5月10日に/12月に 今日/昨日/明日/毎日/毎週/毎朝/毎晩

複合的な時間とおおよその言い方

先週の日曜日に出かけました。 先週の日曜日に出かけました。
6時ごろ 6時ごろ(時点)
6時間ぐらい 6時間ぐらい(時間の長さ)
20人ぐらい 20人ぐらい(数量)

どのくらいかかりますか

上野までどのくらいかかりますか。 上野までどのくらいかかりますか。
電車で一時間ぐらいかかります。 電車で一時間ぐらいかかります。

時点・起点・時間の長さ

形式 意味 例
一時間前に 一時間前という時点 一時間前に来ました。
一時間前から 一時間前から始まる 一時間前から待っています。
一時間 一時間という長さ 一時間待ちました。
三年前から 三年前から今まで続いている 三年前から勉強しています。
形式 意味 例
三年間 三年という期間 三年間勉強しました。

「何月」と「何か月」

形式 尋ねる内容 例
何月(なんがつ) どの月か 日本へ何月に行きますか。
何か月(なんかげつ) 期間が何か月か 日本に何か月いますか。

頻度の基準と1回あたりの時間

一週間に三回運動します。 一週間に三回運動します。
一回に二時間運動します。 一回に二時間運動します。
毎日日本語を勉強します。 毎日日本語を勉強します。
日本に三日間いました。 日本に三日間いました。

終点の「まで」と期限の「までに」

形式 出来事の構造 例と意味
5時まで ある状態・動作が5時まで続く 5時まで勉強します。/5時までずっと勉強する。
5時までに 完了は遅くとも5時まで 5時までに宿題を終えます。/遅くとも5時には宿題を終える。
友達が来るまで 別の出来事が起こるまで続く 友達が来るまで、ここで待ちます。/友達が来るまでずっと待つ。

元の冊子のページ:P38、P39、P92

15|とき/前に/後で/てから

内層の「る/た」は、多くの場合、二つの出来事のどちらが先に完了するかを比べています。文全体の「昨日/明日」をそのまま写したものではありません。

編集者の解説

昨日、寝る前に本を読みました:本を読んだ時点ではまだ寝ていなかったので、内層は辞書形の 寝る。明日、仕事が終わった後で会います:会う時点を基準にすると、仕事はその前に終わっていなければならないので、た形の 終わった。

これは、元の冊子が移動・完了を表す動詞を説明するために用いている基本的な対比です。「とき節はどれも完了かどうかだけを見ればよい」と拡大解釈しないでください。継続している状態、習慣、語りの視点については、やはり前後の文脈全体を見る必要があります。この注意は本版で編集者が加えたものです。

「とき」の前の接続は品詞によって決まります。動詞の「る/た」は、基準となる出来事の時点ですでに完了しているかどうかで決まります。

品詞別の接続

品詞 接続のしかた 例
名詞 Nのとき 30歳のとき/学生のとき
い形容詞 直接 + とき 涼しいとき/天気がいいとき
な形容詞 な + とき 暇なとき/静かなとき
動詞 普通形 + とき 行くとき/行ったとき/行かないとき

「行くとき」と「行ったとき」

形式 基準時点での出来事の状態 典型的な解釈
日本へ行くとき 「行く」はまだ完了していない 出発前・行く準備の段階でカメラを買う
日本へ行ったとき 「行く」はすでに成立 日本に着いてから、滞在中にカメラを買う
日本へ行くとき、カメラを買いました。 日本へ行く前(行く準備をしていたとき)にカメラを買った。
日本へ行ったとき、カメラを買いました。 日本へ行ったとき、その旅行中にカメラを買った。
接続 機能 元のノートの例文
Vる前に/Nの前に 出来事が起こる前 寝る前に本を読みます。
Vた後で/Nの後で 出来事が完了した後 仕事が終わった後で帰ります。
Vてから 前件を終えてから後件を行う 家へ帰ってから宿題をしました。
Vたから すでに起きた前件が理由 遅く帰ったから勉強できませんでした。
V普通形+とき ある時点・場合。内層の時制を確認する 日本へ行くとき/行ったとき
い形+とき/な形+なとき/Nのとき 品詞ごとの名詞修飾の形で「とき」につなぐ 寒いとき/暇なとき/学生のとき

分からないときには、ChatGPTに聞きます。

分からないときには、ChatGPTに聞きます。

手書きノートにある例文です。「ときに」は時間的な背景を表し、「は」を付けると話題・対比の意味が加わります。新しい独立した時制ではありません。

元の冊子のページ:P40、P41、P94

16|「こと/の」と「忘れる」:内容・事実・結果を区別する

「電気を消すのを忘れた」で、すべきだった内容は「電気を消す」ことです。結果として消さなかったからといって、内層を否定形にするわけではありません。

編集者の解説

これは、このノート全体で最も重要な作用範囲の問題です。まず外層の動詞が何を扱っているのかを確かめ、それから内層の形を決めます。消すのを忘れた は実行するのを忘れたこと、消したのを忘れた は自分がすでにしたことを忘れたことです。

ことがある も、意味は一つではありません:Vたことがある は経験、Vる/Vないことがある は「時々する/しない」を表します。外層の あります が現在形であることを、内層の出来事が起こる時と取り違えないでください。

のに には、由来の異なる用法があります:Vる+の+に の用途・必要と、逆接の ~のに の二つです(後者は「にもかかわらず」の意味)。後ろに 便利、必要、かかる、使う が来るときは、まず用途の構造を考え、一律に逆接と解釈しないようにしましょう。

長い文は、たいてい助詞が多すぎるのではなく、それぞれの助詞が異なる述語に属しているのです。

友だちが来るのを待っています

外層:私は[    ]を待っています。

↑ Nを待つ

内層:友だちが来る。

↑ 誰が来る?友だち

名詞化:[友だちが来る]の

完成:私は[友だちが来るの]を待っています。

助詞 属する述語 働き
が 来る 友だちは「来る」の主体
の 名詞化 出来事全体を外層の成分にする
を 待つ 出来事全体が「待つ」の対象

同じ型の例文

電車が来るのを待っています。 電車が来るのを待っています。
雨がやむのを待っています。 雨がやむのを待っています。
母が料理するのを手伝います。 母が料理するのを手伝います。
子どもが遊んでいるのを見ました。 子どもが遊んでいるのを見ました。
宿題をするのを忘れました。 宿題をするのを忘れました。

「こと」は出来事を抽象化します。前に来る形によって、能力・経験・時々起こることのどれになるかが決まります。

形式 意味 例
Vることができる 能力 英語を話すことができます。
Vたことがある 経験 日本へ行ったことがあります。
Vることがある 時々する 仕事で大阪へ行くことがあります。
Vないことがある 時々しない 朝ご飯を食べないことがあります。

3つの文の直接比較

日本語 訳
日本へ行きます。 日本へ行きます。
日本へ行くことがあります。 日本へ行くことがあります。
日本へ行ったことがあります。 日本へ行ったことがあります。

一度も+否定

日本へ一度も行ったことがありません。 日本へ一度も行ったことがありません。
その人に一度も会ったことがありません。 その人に一度も会ったことがありません。

まず「の」で前の出来事を名詞化し、それから外層の述語が助詞を決めます。一般的な規則は「普通形 + の」です。用途の「のに」と、逆接の「〜のに(にもかかわらず)」は必ず区別してください。

[普通形の節] + の + 外層の助詞/述語

外層の述語が助詞を決める

外層の基本文 出来事に置き換え 例
Nは大変だ Vのは大変だ 日本語を勉強するのは大変です。
Nが好きだ Vのが好きだ テニスをするのが好きです。
Nを忘れる Vのを忘れる 宿題をするのを忘れました。
Nに必要だ Vのに必要だ 仕事をするのにコンピューターが必要です。

教材ではまず辞書形で導入されますが、「来たのを見た」「来ないのが心配だ」も成り立ちます。

「のを」と内層の主語

友だちが来るのを待っています。 友だちが来るのを待っています。
母が料理するのを手伝います。 母が料理するのを手伝います。
子どもが遊んでいるのを見ました。 子どもが遊んでいるのを見ました。

用途の「のに」

このナイフは肉を切るのに使います。 このナイフは肉を切るのに使います。
学校へ行くのに一時間かかります。 学校へ行くのに一時間かかります。
この本は漢字を覚えるのに便利です。 この本は漢字を覚えるのに便利です。
雨なのに出かけました。 雨なのに出かけた(逆接であり、用途ではない)。

仕事に/仕事で/仕事をするのに

文 焦点
仕事にコンピューターが必要です。 仕事という用途・分野にコンピューターが必要。
仕事でコンピューターを使います。 仕事の場面で、または仕事の都合でコンピューターを使う。
仕事をするのにコンピューターが必要です。 仕事をするためにコンピューターが必要。

まず、内層の出来事が外層の構造の中でどんな働きをしているかを決めます。文全体の最終的な結果が「実行されなかった」ことだからといって、内層のすべき動作を否定形に変えてはいけません。

正しい文 要となる形 理由
田中さんは知らないと思います。 普通形+と思う 「知っていない」は、ここでは最も自然な一般的否定ではない。
青いスーツを着ている人です。 ている+名詞 着た後に続いている結果の状態。
今朝、出かける前にエアコンを消しました。 Vる+前に 出かけることはまだ完了していない。
学校を休んだことがあります。 Vた+ことがある 以前に休んだ経験がある。
友だちが来たから宿題ができませんでした。 過去普通形+から この文は、昨日すでに起きた原因を普通形で述べている。丁寧形にも「から」は付けられる。
時々ジョギングをしないことがあります。 Vない+ことがある 時々しない。
電気を消すのを忘れました。 Vる+のを忘れる 本来すべきだった動作を実行し忘れた。
授業が終わった後で先生と話します。 Vた+後で 話す時点で、授業はすでに終わっている。

「電気を消すのを忘れました」の三層構造

電気を消す(本来すべき動作)+の+を(出来事の名詞化+外層の目的語)+忘れました(最外層の述語)

形式 実際に起きたこと 自然な訳
電気を消すのを忘れた 消すつもりだったが、実行し忘れた。通常、電気はまだついている。 電気を消すのを忘れた
電気を消したのを忘れた すでに消したが、自分が消したことを忘れた。 電気を消したのを忘れた
電気を消さないのを忘れた 「電気を消さないで」という要求があったのに、その要求を忘れた。特殊な状況。 電気を消さないのを忘れた
電気を消していないことを忘れていた 「まだ電気を消していない」という事実・状態を忘れていた。 電気を消していないことを忘れていた
電気を消し忘れた 「消します→消し+忘れる」による複合動詞。 電気を消し忘れた(より簡潔)

判断のしかた: まず「自分が忘れたのは、すべき動作か、すでに完了した事実か、否定の指示か、それとも状態か」を問い、それから「Vる/Vた/Vない/Vていないこと」を選びます。最終的な結果から先に見ないでください。

元の冊子のページ:P22、P44、P45、P46

17|連体修飾節:まず被修飾名詞を探す

被修飾名詞は内層の空所を一つ埋めます。そのうえで外層の助詞が、名詞句全体を主節につなぎます。

編集者の解説

リンさんが買った本 では、被修飾名詞の 本 が内層の 買う の目的語の空所に当たります。来週帰る友達 では、友達 が内層の 帰る の主語の空所に当たります。内層の中で同じ被修飾名詞をもう一度繰り返さないでください。

うちの近くにある映画館で映画を見た では、に が属するのは ある,で が属するのは外層の 見る。これこそが「まず被修飾名詞を探し、それから内層と外層を分ける」ことの実際の使い道です。

日本語では、説明する節全体を被修飾名詞の前に置きます。英語の who/which/that のような語は必要ありません。

普通形 + 名詞

元の文 連体修飾節
リンさんはこの本を買いました。 リンさんが買った本
ワンさんはデパートで働いています。 ワンさんが働いているデパート
友だちは来週国へ帰ります。 来週国へ帰る友だち

被修飾名詞が内層の空所を埋める

[リンさんが __ を買った]本

↑ 被修飾名詞「本」が「買う」の目的語の空所を埋める

[__ が来週帰る]友だち

↑ 被修飾名詞「友だち」が「帰る」の主語の空所を埋める

複合的な修飾

静かで景色がきれいな町 静かで景色がきれいな町
母が昨日デパートで買ったかばん 母が昨日デパートで買ったかばん

語順の問題で満点を取れたことは、「まず被修飾名詞と最外層の述語を探す」という方法が有効であることを示しています。以下では、正しい語順を、繰り返し使えるツリー状の分析にまとめます。

一、うちの近くにある映画館で映画を見ました

[うちの近くに __ がある] 映画館で映画を 見ました。

成分 どの述語に属するか 役割
うちの近く 近く 基準となる名詞と、位置を表す名詞をつなぐ。
うちの近くにある ある 存在の場所。この部分全体が被修飾名詞「映画館」を修飾する。
映画館で 見ました 外層の「映画を見る」という動作の場所。
映画を 見ました 見る対象。

二、うちから駅まで行くのに5分しかかかりません

[うちから 駅まで 行く] のに[5分しか] かかりません。

成分 機能 判断
うちから 移動の起点 家から出発する。
駅まで 移動の終点(範囲) 駅に着くところまで。
行くのに 移動に要するもの 「駅まで行くこと」にかかる時間を表す。
5分しか 少なさの限定 しかは必ず否定と一緒に使う:かかりません。

元の冊子のページ:P47、P48

18|移動の目的・一般的な目的・用途・方法

「何をしに行くか」「何のためか」「何の役に立つか」「何によってするか」は同じ問いではありません。

編集者の解説

勉強しに行く は「ます形の語幹+に+移動動詞」の形、勉強するために は一般的な目的、覚えるのに便利 は用途の評価、書いて覚える は方法です。ほかの言語に訳すと、どれも似た言い方になることがありますが、日本語ではそれぞれ構造が異なります。

手書きノートにある Nにいいです と Vるのにいいです は、この用途の項に置くべきもので、決して について に置き換えるものではありません。前者は「ある用途に役立つ・適している」という評価を表し、「ある主題について」を表すのは後者です。

「ために」には、区別すべき二つの機能があります:目的(〜するために)と、より改まった原因(〜なので・〜によって)です。品詞による接続も異なります。

一、目的:ある目標を達成するため

前に来る語 形式 例文
動詞 V辞書形 + ために 日本語を勉強するために、日本へ来ました。
名詞 N + のために 健康のために、毎日運動します。
い形容詞 形容詞をそのまま「目的」にはできない。変化または使役の結果を表す形にする 値段を安くするために、方法を考えます。
な形容詞 〜になる/〜にするためにと言い換える 部屋をきれいにするために、掃除します。

二、原因:ある事実による

品詞 接続 例文
動詞 普通形 + ため(に) 電車が遅れたため、遅刻しました。
い形容詞 い形容詞 + ため(に) 道が狭いため、車が通れません。
な形容詞 な形容詞 + なため(に) この町は静かなため、住みやすいです。
名詞 N + のため(に) 台風のため、電車が止まりました。

「どこへ行くか」「何をしに行くか」「なぜするか」「何に使うか」「どうやってするか」は、五つの異なる問いです。

移動の目的

形式 例 限界
Nに行く/来る 買い物に行く/旅行に行く Nは目的となる活動
Vます語幹 + に行く/来る 映画を見に行く/遊びに来る 何かをしに移動する場合だけ

一般的な目的と用途

形式 機能 例
Vるために 一般的な目的 日本語を勉強するために日本へ来た。
Nのために 名詞による目的・利益 仕事のために東京へ行く。
Vるのに 用途・便利さ・所要時間 この辞書は言葉を覚えるのに便利だ。

方法と目的の尋ね方

尋ね方 何を尋ねるか 例
どうやって 方法・手段 どうやって日本語を勉強しますか。
何のために 目的 何のために日本語を勉強していますか。
何を使って どんな道具を使うか 何を使って書きますか。
何に使う 用途 これは何に使いますか。

「食べに行く」と「食べて行く」

形式 意味 例
食べに行く 行く目的は食べること ラーメンを食べに行きます。
食べて行く 先に食べてから行く・出かける 朝ご飯を食べて学校へ行きます。
食べてから行く 前後関係をはっきり強調する 朝ご飯を食べてから学校へ行きます。

「書いて覚える」は「書いてから覚える」と同じではない

元のノートが表したいのは「繰り返し書くことで漢字を覚える」ということです。前件は方法なので、て形を使います。一方「てから」は、前件を完了してから後件に移ることを表します。

ノートに漢字を何度も書いて覚えます。

ノートに漢字を何度も書いて覚えます。

成分 役割
ノートに 「書く」の書き込む場所。
漢字を 「書く」と「覚える」の内容・目的語。後件は同じ対象を引き継げる。
何度も/たくさん 「何度も」は繰り返しの回数を、「たくさん」は量の多さを強調する。
書いて 後ろの「覚える」を「書くという方法で」行うことを表す。
覚えます 最外層の主な述語:覚える。
表現 要点
ノートに書いて覚えます。 書くことを記憶の方法にしている。「どうやって覚えますか。」への答えになる。
ノートに書いてから覚えます。 書き終えてから、覚える段階に移る。二つの段階が切り離されている。

同じ型の例文

方法・手段:Vて 完了後の順序:Vてから
声に出して読んで覚えます。
声に出して読むことで覚える。
意味を調べてから、例文を書きます。
まず意味を調べ、それから例文を書く。
地図を見て行きます。
地図を見ながら、または地図を頼りに行く。
地図を見てから出発します。
地図を見終えてから出発する。

手書きノートの再確認:Nにいい/Vるのにいい

表現 構造 意味
日本の映画は日本語の勉強にいいです。 Nは[Nに]いい 日本の映画は日本語の勉強に役立つ。
日本の映画は日本語を勉強するのにいいです。 Nは[Vる+の+に]いい 日本の映画は日本語を勉強するのに適している。
日本語の勉強について話します。 Nについて+話す 日本語の勉強というテーマについて話す。

元の冊子のページ:P32、P49、P50、P89

19|ます形の語幹・ながら・たい・方・知る

同じ語幹から異なる文型が分かれます。「方」で名詞になった後も、助詞は外層の述語が決めます。

編集者の解説

読みます → 読み からは、次の形が作れます: 読みながら/読みたい/読みに行く/読み方。読み方がわかる と 読み方を知っている で助詞が異なるのは 方 が意味を変えたからではなく、外層の動詞が替わったからです。

分かりました は理解の状態が変わったことを表すことが多く、「了解」という返事にも使えます。分かっています は、たいてい「すでに知っている」ことを表します。知っています の一般的な否定としては 知りません/知らない が基本です。類推して毎回使わないように注意したいのが 知っていません。

同じます形の語幹に「ながら」「たい」「に行く」「方」を付けられます。「方」で名詞になった後も、助詞は外層の述語が決めます。

ます形の語幹から分かれる四つの形

読みます -> 読み -> 読みながら/読みたい/読みに行く/読み方

形式 機能 例
Vます語幹 + ながら 二つの動作の同時進行 音楽を聞きながら勉強します。
Vます語幹 + たい 願望 日本へ行きたいです。
Vます語幹 + に行く 移動の目的 本を買いに行きます。
Vます語幹 + 方 方法 漢字の読み方

「方」と助詞

文 理由
この漢字の読み方がわかります。 Xがわかる
この漢字の読み方を知っています。 Xを知る
日本料理の作り方を習いました。 Xを習う
着物の着方を教えてください。 Xを教える

分かります・分かりました・分かっています

形式 要点
日本語が分かります。 理解する能力がある・理解している状態にある。
分かりました。 分からない状態から分かる状態への変化。「了解しました」の意味でもよく使う。
分かっています。 すでに知っている。「もう分かってるよ」という語気を帯びることもある。

何をします・何をしたい・したいこと

形式 意味
何をしますか。 これから何をするか/普段何をするか
何をしたいですか。 何をしたいか
したいことは何ですか。 したい事柄は何か

元の冊子のページ:P51、P52